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Egotrippin'&Nego6
by xxxkokumaroxxx
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オシム語録によだれを流す輩にポレーミッシュな議論!!

山脈越え

山脈越え

川崎は前節から多少修正してきた。神戸のサイドアタックを警戒して4バック,3トップも我那覇を1トップにして,フッキ,ジュニを中央よりのシャドーに置いて来た。
が,森はサイドバックに下がることによって持ち前のスピードにのった上がりを見せることがあまりなかった。スペースが目の前にあるにもかかわらず我那覇にボールが納まらない,また納まってジュニ,フッキに落としてもプレーのチョイスがドリブルか狭いところでワンツーなど攻撃の幅が少ないために,森が上がるタイミングがつかめなかったと見える。逆に神戸の左サイドの攻撃をいかにして止めるか,谷口,井川,森の中での混乱が見受けられた(神戸の意図は森の動きを規制したかったのだろう)。

川崎の守備は4バックにしたものの付け焼き刃の感は否めず,マーク主体の守備では井川が左右に流れるレアンドロに釣り出され,後半は大久保が右に流れ出すと寺田が釣り出されエアポケットのようなスペースが川崎ゴール前に生まれていた。
川崎の強みと弱味をよく研究してトレーニングを積んでいたのだろう,戦術の規律密度を高めた象徴が,3点目と4点目。3点目はカウンターのお手本のような鋭いエッジの利いたフィニッシュであり,4点目は今までみたことのないパス交換からのフィニッシュ。
カウンターだけではない広がりのあるバリエーションで川崎を仕留めた。

予想以上に仕上がりの遅い川崎と予想以上に仕上がりの早い神戸という印象であり,神戸は規男,松岡などの新戦力も試運転することができた。開幕2節で勝ち点4は昨年と比べても上々の滑り出し。ナミルがフィルターとしてしっかり仕事ができるのは証明されたことから,今後は4141,4231などの闘いかたの幅を広げることも可能になろう。

山頂から見えた景色はまんざら悪いものではない。
by xxxkokumaroxxx | 2008-03-15 19:42 | 試合評
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