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ただいまアク禁(・ω・)/ オシム語録によだれを流す輩にポレーミッシュな議論!! |
山脈越え
川崎は前節から多少修正してきた。神戸のサイドアタックを警戒して4バック,3トップも我那覇を1トップにして,フッキ,ジュニを中央よりのシャドーに置いて来た。 が,森はサイドバックに下がることによって持ち前のスピードにのった上がりを見せることがあまりなかった。スペースが目の前にあるにもかかわらず我那覇にボールが納まらない,また納まってジュニ,フッキに落としてもプレーのチョイスがドリブルか狭いところでワンツーなど攻撃の幅が少ないために,森が上がるタイミングがつかめなかったと見える。逆に神戸の左サイドの攻撃をいかにして止めるか,谷口,井川,森の中での混乱が見受けられた(神戸の意図は森の動きを規制したかったのだろう)。 川崎の守備は4バックにしたものの付け焼き刃の感は否めず,マーク主体の守備では井川が左右に流れるレアンドロに釣り出され,後半は大久保が右に流れ出すと寺田が釣り出されエアポケットのようなスペースが川崎ゴール前に生まれていた。 川崎の強みと弱味をよく研究してトレーニングを積んでいたのだろう,戦術の規律密度を高めた象徴が,3点目と4点目。3点目はカウンターのお手本のような鋭いエッジの利いたフィニッシュであり,4点目は今までみたことのないパス交換からのフィニッシュ。 カウンターだけではない広がりのあるバリエーションで川崎を仕留めた。 予想以上に仕上がりの遅い川崎と予想以上に仕上がりの早い神戸という印象であり,神戸は規男,松岡などの新戦力も試運転することができた。開幕2節で勝ち点4は昨年と比べても上々の滑り出し。ナミルがフィルターとしてしっかり仕事ができるのは証明されたことから,今後は4141,4231などの闘いかたの幅を広げることも可能になろう。 山頂から見えた景色はまんざら悪いものではない。
先のエントリーを踏まえて
これを見て欲しいんですけど。 http://image.blog.livedoor.jp/m-28_53366/imgs/e/b/eb001fbc.jpg 試合の展開、監督選手のコメントは http://www.vissel-kobe.co.jp/result/r20060826.html 簡単に試合の流れを追ってみると、シウバの動きを捕まえきれず 前半に先制され、おまけに丹羽が前半に退場。 10人の状態で後半スタートし河本のヘッドで追い付き、さらに 最後には田中の得点で逆転したというもの。 で、特徴的なのは逆転するまでの時間帯はこちらがひとり少ない 状態なのにも関わらず、ヴェルディ陣内でサカーをやっていたということ。 つまり動的な構造分析をするならば 左ワイドストライカーだったアツ君を中盤の真ん中に下げ、左右に散らせる (散らす役割においては2番ヴァソヴィッチであり全体のコントロールとしては 7番のニースケンスの役割も持つ) そして後ろに屈強なトーメ、前に運動量豊富な田中を置いてアツ君を挟む 形でのフィルターとして機能させる。 この結果、 北本(3番の役割)坪内(6番の役割)の両サイドバックが高い位置取りが可能になり、事実上のウィングとしての働きをすることができた。 さらに中盤に投入したガブリエルは左サイドに流れながら、パス交換したりミドルを 狙ったり、坪内との距離を意識しながら絡んで行く。(5番と14番の役割を兼ねる) で、結局何が言いたいかかと言えば ミケルスにしろクライフにしろファンハールにしろ、 大前提として相手陣内でサカーをする(陣地の占有)という哲学がある。 となると必然的にピッチの半面に20人いることになり混雑してしまうしスペースも減る。さらに、パスを回すにしてもウィングを使うにしてもカウンターリスクを どうやって避けるかという問題に直面する。 解決策としてあれこれ考えて行き着いた先が、433(424からの変型)や343で 選手を適切に配置し(選手間の距離とスペースを配慮しながら)、さらにポジション毎に果たすべきを役割に共通意識を持たせたものがアヤックス流トータルフットボールであり、この側面において、非常にロジカルな構造と一定の法則性を持っているわけで、 だからこそ国境と時間を超越してきたわけで、人もボールも動くからトータルフットボール!だとか、ポジションチェンジしたからすごい!だとか後ろからの追い越しがすごい!とか考えて走るサカー!とか言い出したりはしませんよ、ってこと。 この文脈に沿えば、おしむじゃぽんがアジアカップで勝てなかったのも簡単にわかるものですけどね。 3センターの後ろでフィルターの役割を全うするはずの啓犬がカウンター時に最終ラインに潜り込もうとしたり、4231の3の左の山岸を左ウィングとして高原の背後から飛び込ませようとしたけども、左SBとの距離がいつまでもしっくりこなかったり、加地は実質右ウィングなんだけど、相手陣地に侵入するまで時間がかかり過ぎるから(3センターでパスを回しても前進しない)上がった時には相手の中央の守備がすでに整っていてまったく徒労に終わったりとか、本来ならば後ろから散らすべき阿部が何もできないから中沢が業を煮やしてビルドアップしようとしたりとか、実は守備についてはまったく手付かずで無戦術だったとか..........
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